MASEKI GEINOSHA Official Site




コントの書き方を中心に教える「内村宏幸 放送作家CLASS」。そのカリキュラムの中で特に評判なのが、「生徒さんの書いた台本をプロの芸人さんが実際に演じる」という授業です。

「どんな内容なのか?」、「どんな人が演じてくれるのか?」

色々と気になっている方も多いと思いますので、そんな芸人さんによるコント実演授業の内容を紹介していきたいと思います!

「内村宏幸 放送作家CLASS」の対面講座は全10回。実際に番組で使用されたコント台本を紹介した後、前半では基本的なコントの書き方を内村先生がレクチャーします。

書き方の基本的な流れが分かったら、毎週課題を発表。翌週に生徒さんが書き上げたコント台本を一人ずつ添削し、ブラッシュアップしていきます。

課題の内容は、「登場キャラクターの性格があらかじめ決まっているコント」や「冒頭の展開が決まっているコント」など様々。こうした課題を繰り返し、いよいよ芸人さんによるコント実演の授業に入ります!


★芸人実演授業の大まかな内容は以下の通り。

①、生徒さんが自由なテーマでコント台本を執筆
②、講座にて書いてきた台本を添削
③、後日、修正した台本を芸人さんに渡し、芸人さんがその台本で事前に稽古
④、講座にて、芸人さんが生徒さんたちの前でコントを披露

芸人さんには、生徒さんが書いた台本はあえて変更せず、基本的にそのままの内容で実演してもらいます。実際に生のコントを見てみると、台本上では分からなかった発見などもたくさんあります。

◎昨年実演してもらった芸人さんはこちらの3組!


ハンジロウ


きしたかの


サスペンスダーズ

芸人さんは毎年、内村先生がお声がけしたコントに定評のある3組が協力してくれます!以前は「かが屋」も参加してくれていました!




1組につき2本のコントを実演。受講している生徒さんの人数が多く、全員の台本を実演できない場合は、予め講座にて生徒さんたちで投票を行い、どの台本を実演してもらうかを決定します。

芸人さんの自己紹介からスタートし、早速コントを披露!





ハンジロウ

生徒さんの書いた台本を忠実に実演してくれます! そして、コントの披露が終わったら書いてくれた生徒さん、演じた芸人さん、そして内村先生を中心に、感想や質疑応答を行います。





書き手と演じ手の双方の意見を交わすことで、台本の改善点、新たな発見や気付きが出てきます。それでは、実際にコントを演じてもらった生徒さんはどんなことを思ったのか? 生徒さんの声をご紹介します!

--芸人さんに演じてもらってどうでしたか?

A、プロの芸人さんに演じてもらえる機会なんてないんで、単純にめちゃくちゃ嬉しかったです!自分の考えた世界で周りの人が笑っていることも最高でした!

--芸人さんに演じてもらって気付いたことはありますか?

A、セリフは同じなんだけど、間の取り方や演じ方で自分が考えていた以上の笑いが生まれることには驚きました。セリフや展開だけじゃないんだなって、改めてコントの奥深さに気付きました。

--どんな改善点が見つかりましたか?

A、実際に人が喋ってる所を客観的に見て、セリフの違和感はすごく感じました。
説明っぽくなってるというか、実際に人ってこんな風には喋らないよな〜って。台本を書いてる時には全く気付かなかった所でしたね。あとは芸人さんに「ここの演じ方が少し迷いました」って言われて、たしかに実際に演じる人の気持ちになって書けてなかった部分がたくさんあるなと、反省しました。


きしたかの


サスペンダーズ

同様に、各芸人さんがコントを披露した後に感想トーク。という流れを繰り返し、すべてのコントが終了となります。




最後は改めて全芸人さんに登場してもらい、総括的な感想で締めくくります。
では実際に演じてくれた芸人さんはどんなことを感じているんでしょうか?「きしたかの」の岸さんと、「サスペンダーズ」の依藤さんにお話を聞いてみました

--生徒さんの書いたコントを演じてみてどうですか?

岸: 普段やっているコントって、自分たちに合ったキャラクターで演じてるんですけど、ここでは絶対に自分ではやらないキャラを演じられるので新鮮ですね。そういう意味では、「どのくらい落とし込めているんだろう?」っていう、不安の中で毎年やってます(笑)

依藤: こう言う機会はないので、僕は純粋にワクワクしますね。すごく楽しんでやらせてもらってます。

--どんな流れで本番を迎えるんですか?

依藤: 1週間くらい前に台本を頂くんですけど、それを読んで配役を決める感じですね。で、多少言い回しの変更をしながら二人で読み合わせをして、後は個々で覚えて、合わせる感じです。

--何か発見などはあったりしますか?

岸: 高野はツッコミなんですけど、今回やった台本でツッコミのトーンでボケてるセリフとかもあって、こういうのもありかなって思ったりはしましたね。

--苦労する点などはありましたか?

依藤:自分たちの台本ではないので、セリフを覚えるのに少し苦労する点はありますね。設定に無理があったり、なんでこの後にこのセリフを言うんだろう?って、疑問が浮かんじゃうと、その後のセリフを覚えるのがどんどん難しくなりますね。

--書いた生徒さんの感想を聞いて思うことはありますか?

岸:みなさん優しいので気を遣ってくれて「よかったです!」って言ってくれるんですけど、思っていた所と違う部分があったら、遠慮せずに言ってもらいたいですね。こちらもやっぱり台本だけでは読み取れないところもあって、絶対見ていて「こういうニュアンスじゃないのに…」って思うことはあると思うので。



本年度も、芸人さんに演じてもらう授業を行う予定なので興味のある方は是非ご参加ください!











当サイトに掲載されている全てのデータは株式会社マセキ芸能社が管理しています。無断転載を固く禁じます。
Copyright © MASEKI GEINOSHA all rights reserved.